内容説明
英語の中で、聖書に由来する慣用句は現代のジャーナリズムでも多く使われ、生き生きとした表現力の源泉となっている。本辞典は、その中でもよく使われる慣用句について、聖書における意味と現代の意味を、出典となった欽定訳聖書(1611)の原文、近代・現代の英語での実際の使用例を挙げて、明らかにする。さらに、欽定訳聖書以外の英訳聖書と比較して、表現形態と意味の変遷を解説し、ギリシャ語、アラム語、ヘブル語などの影響についても紹介する。
著者等紹介
小野経男[オノツネオ]
1931年生まれ。1960年東京都立大学大学院修了。1971~1973年、1975年、2000年、ハーバード大学留学(変形生成文法統語論専攻)。名古屋大学言語文化部教授(同大学院文学研究科で「英語学特殊研究」、「応用言語学」を担当)。同大学定年後、名古屋学院大学教授、同大学院外国語学研究科長、同大学外国語センター長、同大学図書館長を歴任。現在、名古屋大学名誉教授、岐阜済美学院(中部学院大学・短大・大学院・済美高校・幼稚園)学院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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