内容説明
第二次世界大戦の末期、文部省は米英との科学戦に打ち勝つべく、主に中学校レベルの英才を選抜して、いわゆる英材学級「科学組」を実施した。本書は、終戦50年にあたり、敗戦をはさんで前後2年3ケ月のこの「科学組」の実体を正確に報告するとともに、生徒たちのその後を追跡調査し、その直接・間接の成果を世に問おうとするものである。
第二次世界大戦の末期、文部省は米英との科学戦に打ち勝つべく、主に中学校レベルの英才を選抜して、いわゆる英材学級「科学組」を実施した。本書は、終戦50年にあたり、敗戦をはさんで前後2年3ケ月のこの「科学組」の実体を正確に報告するとともに、生徒たちのその後を追跡調査し、その直接・間接の成果を世に問おうとするものである。