あじあブックス<br> 漢方の歴史―中国・日本の伝統医学 (新版)

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漢方の歴史―中国・日本の伝統医学 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784469233162
  • NDC分類 490.9
  • Cコード C3347

出版社内容情報

漢方医学のコンパクト通史の改訂版。新知見を盛り込み、図版を増やし、また、新たに漢方関連年表と「和漢薬の来歴」を付した。

内容説明

中国で生まれ、日本に入って独自の発展をとげた、漢方の通史。随所に新知見を交えてわかり易く語る。

目次

第1章 中国医学の形成
第2章 よみがえる古代医学の遺物
第3章 神農伝説と『神農本草経』
第4章 『黄帝内経』と陰陽五行説
第5章 張仲景の医学
第6章 六朝隋唐医学と日本
第7章 宋の医学と日本
第8章 金元明清の医学と日本
第9章 江戸時代の医学
第10章 日本から中国へ

著者等紹介

小曽戸洋[コソトヒロシ]
1950年、山口県下関市生まれ。東京薬科大学卒業。日本大学医学部にて医学博士。また同大学文理学部にて文学博士。現在、北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部部長。日本医史学会理事長。武田科学振興財団杏雨書屋副館長。上海中医薬大学客座教授。東亜医学協会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mochi

10
長年の体調不良で漢方にお世話になっているのと、漢方生薬の知識を活かした飲食店を始めるという人が周りにいるので、改めて漢方について知ろうと手に取ってみた。漢方はもとは中国発祥ではあるが、日本で独自の進化をしたり衰退・再評価されて今に至る。西洋医学の対処療法も必要だけど、体になるべく負担をかけずに治療をしていく東洋医学ってやっぱりすごい。紀元前200年前頃の中国の女王の遺体が肌もしっとりとした状態で発見されたというエピソードや、幕末にフランス人のロッシュを漢方で治療した話なども面白かった。人間は自然の一部。2021/07/10

千景

7
図書館本。日本と中国の伝統医学の歴史について。基本的には講義でやったことある内容の復習って感じでした笑 はるか昔中国から渡ってきた書物を大事に大事に発展させてきた日本が、中国では紛失してしまった原本をめちゃくちゃ持ってるという構図、面白いですね2021/03/04

in medio tutissimus ibis.

3
ちょくちょく挟まる著者の流石な業績をみると漢方が死んでいないということを確信させてくれる。トリカブトとフグ毒の相殺ってゴールデンカムイで見た奴。人口が飛躍的に増え政治も安定していたイメージのある清の時代に中国の医療が活気を失っていた様なのはとても意外。対して江戸日本の医療研究は西洋医学も参照しつつ最盛期を迎えていたのだが。病や人を医すのはともかく国家を医すというのは上医というのは公衆衛生のことか? アフガニスタンで中村医師は実際まず水が足りないと治水事業始めてたし。実際古代中国には政治家に転身した医者も。2022/10/21

ちゅん

2
歴史の本。漢方の歴史を古代から時系列に紹介している。中医学の本を読むと『黄帝内経』などはよく見かけるが、そういった古典がベースとなっている。何世代にも渡って研究され、その過程で今日使われている処方も誕生しており、東洋医学の歴史の長さを感じた。遣唐使などを介して日本に伝わった事で中国から消えた貴重な書物が保存されたそうだ。近世に日本から中国への逆輸入が起こっているというのも、歴史の面白いところだと思う。2022/08/30

中桐 伴行

0
中国で生まれた医学が日本、韓国などに伝わり、互いに独自に発展し、中国→日本という方向だけでなく、近年は日本→中国という逆輸入(日本から言えば輸出)という方向性もあるという流れを示しながら詳しい学術的に証明された歴史を分かりやすく書いている本。発表のために読んだので、再読、再々読が必要だが、これを要約してほかの本からの知識で再構成したら勉強になるのでは。ちなみに、各処方そのものについての説明はここには言及されておらず、あくまで「歴史」を分かりやすく説明してくれている本。2022/10/15

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