出版社内容情報
「青春」が人生の春をさすのはなぜか等、日常で使う漢語(=音読みの漢字のことば)の謎に思いを巡らせ、豊かな漢語の世界を開く一冊
木村秀次[キムラシュウジ]
著・文・その他
内容説明
生活にいきづく漢語の知られざる魅力を探る。
目次
1 読みのすがた(字、茶―字音のみの漢字;菊、蝶―古訓と漢字音 ほか)
2 意味のうごき(青春(一)―漢詩における「青春」
青春(二)―明治文学の「青春」 ほか)
3 表現のはたらき(粛粛、蕭蕭―畳語型の漢語オノマトペ;「深深」と「しんしん」―漢字表記と仮名表記 ほか)
4 文明とのかかわり(沸騰―古代漢語の再生と比喩;蒸発―蘭学者の造語 ほか)
著者等紹介
木村秀次[キムラシュウジ]
1938年東京都生まれ。東京教育大学文学部卒業(1961年漢文学科、1969年国語学国文学科)。東京都公立高等学校教諭、文化庁国語調査官、千葉大学教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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