内容説明
「福祉問題の理念と現実」と「体制変革の方向」をテーマに、細部を見逃さず、荒廃の本質に迫って、国民の真の豊かさとは何かを根源的に問う。
目次
1 「ブッシュ・ドクトリン」の時代に生きて(「ブッシュ・ドクトリン」追記)
2 福祉問題の理念と現実(社会保障制度の二つの問題点―「世代間の負担格差」と「財源」;二一世紀の医学・医療を展望して;「水俣病は鏡である」―戦後五〇年を振り返って;技術革新と雇用問題 ほか)
3 体制変革の方向(現代帝国主義の分析のために;資本制社会の変革をめざして;二一世紀資本主義の行方)
著者等紹介
都留重人[ツルシゲト]
1912年東京都に生まれる。1935年ハーヴァード大学経済学部卒業。1947年第一回『経済白書』を執筆。1948年東京商科大学教授。1972~75年一橋大学学長。のち朝日新聞論説顧問、明治学院大学教授を歴任。現在、一橋大学名誉教授
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