内容説明
“相声”―それは、日本の落語や漫才、コントなどにも似た、中国の伝統的な笑いの話芸。激動の現代中国で共産党政権の管理を受けながらも脈々と受け継がれてきたこの伝統話芸は、いまも中国の人々に広く愛されている。時代や国を超えて楽しめる、“相声”の魅力を、存分にご堪能あれ。
目次
序章 中国の笑いの話芸・相声
第1章 何遅と『買猴児』『“統一”病』の悲運
第2章 文豪老舎と抗戦相声
第3章 侯宝林と伝統相声
第4章 馬季と政治宣伝相声
第5章 改革開放時代のタレント芸人・姜昆
第6章 師勝傑の声が哈爾浜から聞こえて来る
第7章 郭徳綱の「あぶない」相声
第8章 郭徳綱は“個体戸”芸人
終章 相声の思い出、ことば遊び相声のすゝめ
著者等紹介
戸張東夫[トバリハルオ]
1938年、東京都生まれ。東京外国語大学卒。元読売新聞記者。元慶應義塾大学非常勤講師、元国際教養大学講師。中国政治、中国語圏映画、中国大衆演芸研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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イミナイゴ
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想像以上に興味がわいた。こういう世界もあるのかと。意外なほどに豊潤な中国のお笑い。当局の規制に負けずどんどんやってほしい。載ってた中では特に『統一病』(全てを決めごと通りに統一しないと気が済まない男の話。まるで世にも奇妙な物語にありそうな)と『注文の多い写真館』(文化大革命後の自虐的皮肉)が気に入った。あと『手続きの多過ぎるホテル』(正統派中国あるあるの批判)も。2013/01/22
勉誠出版営業部
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戸張東夫さんの『中国のお笑い』を読了。そういえば、中国のお笑いってどういうものなんだろう・・・?そう思いつつ読みましたが、この本で紹介されているのは、「相声」という伝統話芸。日本の漫才に近いかもしれません。これを読むと実際に見たくなるけど、語りが中心だと理解できるかな?2013/01/08
福姐999☆
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郭徳綱より先輩世代についての記事も私にとって貴重な情報でした。2023/06/10
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