内容説明
受験テクニックに終わらない、本物の漢文指導力が身につく!ベテラン教師から次世代教師へ、指導歴47年のノウハウをすべて伝授します。
目次
第1章 上級学年指導の基礎・基本(熟語を訓読してみよう―訓読の基礎の再確認;高校二年「古典」の授業始め―句法だけに頼らない豊かな授業を目指して;はじめに押さえておきたい古典文法―古文学習との関連を意識させよう;再読文字の指導―早い段階で集中的に;書き下し文の採点基準)
第2章 漢文指導の実践 句法編(句法指導の心得;再び句法指導の心得;訓読が意味まで表す句法の指導;重要漢字の総復習;複合語・慣用表現の総復習)
第3章 漢文指導の実践 教材編(『史記』の授業に向けて―長文教材を扱う工夫;「璧を完うして趙に帰る」の授業に向けて―藺相如の「勇気と智謀」の検証;「〓池の会」の授業に向けて―時代背景をふまえて読む;『刎頸の交』の授業に向けて―人物の心情を共有する;『論語』の授業に向けて―中島敦「弟子」との融合授業;「長恨歌」の授業に向けて―「満たされない思い」の根源を読み解く)
資料編
著者等紹介
塚田勝郎[ツカダカツロウ]
1952年、新潟県生まれ。東京教育大学卒業。埼玉県立熊谷高等学校、同新座北高等学校、筑波大学附属高等学校、東海大学、文教大学等で合計47年教壇に立つ。全国漢文教育学会副会長。高等学校国語教科書(大修館書店)の編集に長年携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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