納豆のはなし―文豪も愛した納豆と日本人の暮らし

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納豆のはなし―文豪も愛した納豆と日本人の暮らし

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784469222463
  • NDC分類 910.2
  • Cコード C3091

出版社内容情報

古典から近現代文学まで、芭蕉や漱石など様々な書物に登場する納豆の姿を追い、納豆と日本文化の知られざる関わりを解き明かす。

内容説明

知ってナットク読んであと引く納豆にまつわるつぶよりのはなし。文学作品などに登場するさまざまな納豆の姿を追いかけ、日本の食文化とのつながりを楽しく軽妙に解き明かす。

目次

想像・妄想?納豆のはじまり
芭蕉の句にも納豆 松尾芭蕉
蕪村・一茶も納豆を詠む与謝蕪村・小林一茶
利休のおもてなしは納豆で 千利休
納豆と筋子はふるさとへの思い 太宰治「HUMAN LOST」
下町のお妾さんの元気の源は納豆 永井荷風「妾宅」
美食のきわみ納豆茶漬け 北大路魯山人
江戸っ子の名残を納豆にみる 夢野久作「街頭から見た新東京の裏面」
江戸の随筆に登場する納豆 喜田川守貞『近世風俗志』
納豆の博物誌 人見必大 『本朝食鑑』〔ほか〕

著者等紹介

石塚修[イシズカオサム]
1961年栃木県生まれ。1986年筑波大学大学院修了。博士(学術)。筑波大学人文社会系教授。2005年第2回納豆研究奨励金奨励研究準入選。2014年第25回茶道文化学術奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イトノコ

24
図書館本。過去の文学作品に納豆はどのように描かれてきたのか、紹介。/昭和の文学から、平安時代の日記まで。面白かったのは、俳句や川柳に思いの外納豆、それも納豆汁が詠まれていたこと。納豆汁は江戸の冬の風物詩だったよう。それがいつしか今のご飯にかける食べ方になったのは、やはり江戸っ子のせっかちな気質のせい?明治以降になると納豆売りが貧しいけれども懸命に生きる人々の象徴のように登場するように。そのくだりになると少々説教臭くなってしまっているのは残念。2022/01/27

tom1969

15
まず、自分は納豆が(超)大好物である、しかし家族全員が許せない食べ物No1であり、食卓に出ることはない。その鬱憤を託したのだが物足りない。文豪と納豆の関係と納豆売りの切なさしか伝わらなかった。でも、豆知識にはなりましたが。2016/06/19

ようはん

8
江戸の俳諧や川柳、明治の文学から見た納豆の文化史。江戸時代の昔は納豆汁が主流で秋から冬にかけての時期に食されて季語になる程で、下層社会の稼ぎ目的として苦学生や子供等が納豆売りをしていた事も紹介されており納豆が昔から大衆に受け入れられていたかが分かる。2019/12/20

おりがみ

4
納豆と納豆好きな日本の表現者たちのお話を集めた本です。特段に深い考察や重いテーマはなく、気楽に読むことができました。納豆に関する川柳や小説の抜粋が豊富におさめられているほか、こだわりのある食べ方、納豆売りの素朴で健気な姿の描写が楽しめます。北大路魯山人の納豆の食べ方は食通ならではの凝り方で雑炊、お茶漬けなど一度は試してみたいと思いました。2017/09/15

禿頭王

2
江戸時代から現代まで、日本人が様々な食べ方や景色として、納豆を受け入れてきたことがよく分かりました。納豆なんて文学作品に出てこないだろうと思いきや、意外に出てくること、出てくること。納豆は食と文化が見事に結びついた、まさに「食文化」なのだと思いました。読んでいるうちに、納豆を食べたくなる1冊です。2020/03/13

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