内容説明
人の名前が出てこない?都合の悪いことは聞こえない?ここまでわかった、ことばと脳の老化とその予防。高齢化社会をよりよく生きるためのエイジング・ガイド。
目次
1 エイジング=加齢とは何か(知能はどう変わるのか;記憶と加齢―忘れる記憶、忘れない記憶)
2 言語能力のエイジング(聞く力と加齢―都合の悪いことは聞こえない?;話す力と加齢―「あれが、あれだよ」「あれが、あれかぁ」;読む力と加齢―黙って読めば不老)
3 脳と身体のエイジング(身体も脳も変わっていく;脳の機能は衰えるか―脳活動の加齢変化)
4 コミュニケーション能力を保つには(脳の損傷によるコミュニケーション障害(1)―失語症
脳の損傷によるコミュニケーション障害(2)―認知症
ことばとコミュニケーションのエイジング―おわりに)
著者等紹介
辰巳格[タツミイタル]
1945年、熊本県生まれ。電気通信大学修士課程修了。東京都老人総合研究所言語・認知・脳機能研究グループ・リーダーを経て、2005年よりLD・Dyslexiaセンター理事(研究顧問)。この間、米国オハイオ州立大学客員研究員、放送教育開発センター客員教授を務め、岩手県立大学、筑波大学、東京大学などで言語・高次脳機能の老化、障害に関する講義を担当。認知神経心理学研究会常任運営委員、日本高次脳機能障害学会評議員、日本音声言語医学会参与、など。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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