内容説明
社会的発達に本当に必要な環境とは―子育ての歴史や海外の事例から、現代日本の保育事情を振り返り、子育て支援の緊急課題を探る。
目次
第1部 理論編(文化の中の子育て;ヒトの進化と社会の進化―家族・ことば・文化の誕生;日本の子育ての知恵―近世から近代まで;子育ての変遷と今日の子育て困難;子育ての共有 ほか)
第2部 Q&A(母親の役割・父親の役割―男性が育児に参加する必要性;子育て広場―子育てに自信が持てず、行き詰まって;虐待―虐待が疑われる子どもと親への支援はどのように;ジェンダーと子育て(子どもを育てるのは女性;男の子と女の子でしつけに違い)
幼稚園における子育て支援―保育所の支援との違いは ほか)
著者等紹介
大日向雅美[オオヒナタマサミ]
1950年生まれ。お茶の水女子大学卒業、東京都立大学大学院博士課程修了。学術博士。恵泉女学園大学教授、子育てひろば「あい・ぽーと」施設長
荘厳舜哉[ソウゴンシュンヤ]
1947年生まれ。同志社大学文学部卒業、同大学院博士課程修了。博士(心理学)。大阪学院大学経済学部教授
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