内容説明
極北の地もあれば赤道直下の地をも含み、世界の最高峰をもつ連綿たる山塊をいだき、その一方に熱帯ジャングルや大湿原や火山列島を眼下においている。アジアを一個の大陸として見るのなら、それは世界最大の空間であり、大地である。
目次
アジアという問い
海峡をめぐって
女としてのアジア
旅のなかのアジア
東から西へ
山を越え、海を渡り
アジアを越えて
アジアからローマへ
異端から異教へ
モノとしての人の歩み〔ほか〕
著者等紹介
松枝到[マツエダイタル]
1953年神奈川県生まれ。和光大学表現学部イメージ文化学科教授。専門は文化史
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