内容説明
物の産地も原料も、知っているのは製造者だけの時代。再び商品知識=情報を流通の手に取り戻すことで、消費社会の仕組みが変わる。大型店舗が行き詰まるなか、ネットを利用した市場の誕生、商店街の復活を提言する。
目次
1 交換を考える(結婚は女性の交換?;人間は等価交換だけをしていない;人間系と自然系の交換 ほか)
2 流通の中の情報(商品情報の流れ;大量生産が商品を変えた;市場(いちば)と市場(しじょう) ほか)
3 流れの再設計(商品の廃棄と市場内加工;商店街の復活は可能か;循環の知とは ほか)
著者等紹介
日置弘一郎[ヒオキコウイチロウ]
1949年京都府生まれ。大阪大学大学院経済学部研究科中退。茨城大学人文学部助手、京都学園大学経済学部講師、九州大学経済学部助教授、京都大学経済学部助教授、国立国際日本文化研究所助教授(併任)を経て、現在、京都大学大学院経済学研究科・経済学部教授。専門は組織論・経営人類学
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