シンタクスと意味―原田信一言語学論文選集

シンタクスと意味―原田信一言語学論文選集

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  • サイズ A5判/ページ数 843p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784469212617
  • NDC分類 801
  • Cコード C3080

内容説明

本書は、1960年代の終わりに彗星の如く日本の言語学界に現われ、1970年代を疾駆して夭折した天才的言語学者の著作集である。音韻論関係二編と、本来の専門である統語論・意味論関係の論文で、公刊されているものを、ほぼ全て収録し、解説的論説に関しては、代表的と思われるいくつかの論説を収め、「インタビュー」、「座談会」の類を収録した。

目次

第1部 英文論文(Where Do English Vowels Come from?(with K.Imai)
A Survey of Modern English Accentuation
Where Do Vocatives Come from?
Ga‐No Conversion and Idiolectal Variations in Japanese ほか)
第2部 和文論文(日英語の主語・目的語の概念の相違;補文標識の「の」;時枝文法と生成文法;敬語の規則について ほか)
第3部 解説、エッセイ、インタビュー、等(構文論における変項の制限;Halle教授の講義をきいて;変換とは何か?―生成文法入門;『現代言語学の基礎』解説 ほか)
第4部 随想と解題(Shinの思い出(藤村靖)
原田信一さんのこと(井上和子)
後に続く世代からみた原田信一の存在と非在(福井直樹) ほか)

著者等紹介

原田信一[ハラダシンイチ]
1947年11月16日横浜市生まれ。1970年東京大学文学部言語学科卒。1972年東京大学大学院人文科学研究科言語学専修課程修了。1974年東京都立大学人文学部講師。1976年助教授。1978年自殺

福井直樹[フクイナオキ]
カリフォルニア大学教授。編著に「シンタクスと意味」がある
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