出版社内容情報
人間の世界観と言語を橋渡しする認知言語学は、新しい学問として今注目を集めている。本書はその分野の待望の入門書。図版を多用し、わかりやすく認知言語学の基礎を解説する。
目次
第１章 プロトタイプとカテゴリー
第２章 カテゴリー化のレベル
第３章 概念を構成する仕組みとしてのメタファーとメトニミー
第４章 図と地
第５章 フレームと注意のアプローチ
第６章 認知言語学のその他のテーマ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shiro Shibata
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認知言語学を、その理論の背後にある心理学的思想からていねいに説明しており、非常に分かりやすかった。特にその骨格的な部分を扱っていて、応用については詳しくは述べられていないが、より深く学ぶための文献紹介や、練習問題、さらには池上先生による解説まであり、入門書としてはこれ以上ないのではないか。2015/07/28
