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内容説明
これまで「生活指導」が中心であった障害児教育を打ち破り、ことばによるコミュニケーション指導を中心に教育を試みた教師たちは、子どもたちのめざましい進歩に目をみはった。本書は横浜国立大学附属養護学校における7年間の実践をもとに、二児の成長の記録を綴ったものである。遅々とした歩みながらも、他者と“ことば”をかよわす嬉しさをかみしめるようにしてのびていく子どもたちと、それを支える教師の姿を描き、ともに生きることの素晴しさを語りかけている。
目次
第1部 磯部陽一君の場合(陽一君こんにちは;ことばを求めて;はなとよだれ)
第2部 小沼利樹君の場合(新しい教室;身ぶりサインの形成;行動のエリヤを広げる)
第3部 ことばの学習を考える(言語と行動をとらえる視点;外界をとり込む;信号と行動体制の分化拡大;信号操作の学習について)