内容説明
あなたのフランス語をもう一段みがきあげる名詞化表現集。
著者等紹介
大賀正喜[オオガマサヨシ]
1932年台湾生まれ。1953年名古屋大学仏文科卒業、1956年東京大学大学院仏語仏文学専攻博士課程修了。青山学院大学助教授、立教大学教授を経て現在:外務省研修所フランス語講師、カリタス女子短期大学非常勤講師、エスパス・ラング東京講師
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感想・レビュー
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atamura
2
例えば「本を書く」を「書籍を執筆する」とするように、フランス語も単語を名詞化(nominalization)することで格調高い文になるらしい。本書は、その名詞化のために、約900語の原語、派生語(名詞)、それぞれの文例を原語のアルファベ順に記載している。辞典ではあるが順に読んで勉強するもよし、文章の推敲時に参照するもよし。ただ、単なる名詞化でなく、文の構造の見直しに関する感覚をつかむのは苦労しそう。また、名詞化問題が出る仏検準1級は、過去問を見る限り、本書より少し広範な勉強が求められる。2025/04/19