出版社内容情報
ついに刊行! 本邦初の本格的ベトナム語=日本語辞典
現代ベトナム人の日常語から政治・経済、宗教・民俗、文学作品、医療、科学分野の用語まで…。約55,500語を収録! 見出し語選定から語義・用例執筆までのすべてを、ネイティブの協力を得ながら日本人研究者が一から行った初めての越日辞典です。
【本辞典の特色】
■日本人学習者の使いやすさを追求した見出し語記述と配列
・ベトナム語には日本語と同様に中国語由来の語彙が多く、これらの見出しには漢字表記を加えた。
・語彙の中心となる単音節語について漢和辞典の親字にあたる親音節を立て、その頭音のアルファベット順に見出しを配列。それぞれの親音節に他の単音節を連結した複音節語は、各親音節の後にアルファベット順に配列した。
■基本語を中心とした豊富な用例
類義語や慣用句、ことわざ、方言なども採録し、基本語を中心に約52,000の用例を収録。
■発音の表示
見出し語の親音節にはIPA により発音を示した。
■漢字を部首別、画数引きで検索してベトナム語へ
それぞれの漢字のベトナム語表記・発音がわかる字音検索表を巻末に付した。
* 常用漢字、人名漢字、表外漢字の印刷標準字体をもらさず収め、さらに旧字体や慣用の俗字、略字、別体字を含む約13,500字を部首別・画数順に並べ、それらのベトナム語表記を記した。
内容説明
現代ベトナム人の日常語から、新聞・雑誌の記事、政治・経済、文学作品、宗教・民俗、医療、科学分野の用語までをカバーした初の本格的ベトナム語=日本語辞典。見出し語55,500。用例52,000。
著者等紹介
川本邦衛[カワモトクニエ]
1929年、東京生まれ。58年、慶応義塾大学大学院文学研究科(国文学専攻)修了、同大学文学部副手(中国文学)に、61年に文学部助手(中国語学担当)。同年11月在ベトナム共和国日本大使館付コロンボ計画専門家としてサイゴンに赴任、64年に帰国、慶大言語文化研究所助手、専任講師を経て69年に助教授(言語学)。70年に最初の日本人研究者としてハノイに入る(7‐10月滞在)。71年慶大言語文化研究所教授、75年慶大大学院委員(中国文学・教授)、また東京大学講師を兼任(78‐83年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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