出版社内容情報
平成18年(2006年)8月15日、ひとりの男が自民党元幹事長だった加藤紘一の実家と事務所を焼き討ちにして切腹するという衝撃的な政治テロがあった。事件を起こしたのは65歳の右翼・堀米正広。生命をかけた男の人生を辿ると、戦後日本の裏面史が見えてきた!
灼熱の広島。瓦礫と死体に覆われた敗戦直後の日本。そして、極貧と暴力に満ちた戦後社会――。この実録ノンフィクションは、原爆の地獄を見た少年が、やがて戦後の混乱、飯場、右翼運動という激しい時代の渦に巻き込まれていく人生を克明に描いた記録である。
広島原爆の爆風と灼熱の記憶から始まり、戦後の荒廃した日本社会の底辺で生きる人々の姿を容赦なく映し出す。やがて主人公は、政治への憤怒と信念に突き動かされ、加藤紘一邸焼き討ち事件へと向かっていく。
『法治国家だからと言っても、すべてが法律で裁けて収まっていればこんなにめでたいことはない。しかし世の中はそれで収まらない。だから法の向こう側まで行って征伐する。そこに白線が引いてあるなら、それを飛び越えなければならない。我々は、それに対しての悪名は甘受する。それが右翼だ』
それが堀米正広氏が属する世界の不文律だった。これは取材と資料に基づいて構成された「爆風・灼熱・切腹」の生々しい軌跡である。
【目次】
第1部 焦土
第2部 復興
第3部 仁侠
第4部 荒廃
第5部 右翼
第6部 英霊
第7部 山形
第8部 切腹
第9部 生存
第10部 尋問
第11部 下獄
第12部 祖国
内容説明
平成18年(2006年)8月15日、ひとりの男が自民党元幹事長だった加藤紘一の実家と事務所を焼き討ちにして切腹するという衝撃的な政治テロがあった。事件を起こしたのは65歳の右翼・堀米正広。生命をかけた男の人生を辿ると、そこには原爆・貧困・仁侠・右翼・テロ・震災という戦後日本の裏面史が浮かび上がってきたのだった。
目次
焦土
復興
仁侠
荒廃
右翼
英霊
山形
切腹
生存
尋問
下獄
祖国
著者等紹介
鈴木傾城[スズキケイセイ]
作家、アルファブロガー。1966年、東京生まれ。20歳の頃にタイに旅行に行き、そのまま社会からドロップアウトする。バブル期に株式投資で資金を蓄積し、セミリタイア。以後、本格的に東南アジアの歓楽街・貧困街に沈没する生活に入り、2000年よりサイト『ブラックアジア』を主辛、カルト的な人気を得る。2009年より時事を扱うサイト『ダークネス』を立ち上げ、3年で1億PV超達成、アルファブロガーとなる。『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』は、2019、2020、2022年、マネーボイス賞1位。MONEYVOICE賞1位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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