出版社内容情報
平松守彦は通産省(現・経産省)出身の最初の県知事である。郷里大分県で6期24年にわたり一村一品運動、工業立地、地方自立に尽力した。一村一品運動は国内外で高い評価を受け、日本型開発援助の基本施策の一つとして、多くの途上国で実践されている。今、平松の見果てぬ夢「地方分権」を、「中央」に対する「地方」ではなく、権力は「分ける」のではなく「主権」として行使し、新たに「地域主権型道州制国家」の実現を目指すことが、日本の経済社会活性化を可能にする。
【目次】
内容説明
一村一品運動の自助努力に学び、身近な理不尽を凝視しよう。地域自治の精神を高揚し、善政競争を通じて日本を活性化しよう。
目次
第1章 平松守彦―地域おこしの革新者(はじめに;おいたち;商工省(後・通産省、現・経産省)の官僚時代(1949‐1975)
大分県副知事(1975‐1979)
大分県知事(1979‐2003年の6期24年)
ヒューマン・ケミストリー(人との出会いによる相互変容)の世界
平松県政の総括と批判
平松県政の負の遺産と後継・広瀬勝貞知事の困難な船出)
第2章 一村一品運動成功の諸要因(土地;労働;資本;技術;マーケティング;ネットワーキング;行政とマスコミ;環境保全;国際交流とローカル外交;ホーソーン効果)
第3章 一村一品運動のモデル―大山町史を中心として(一村一品運動のモデル;大山町史細見―一村一品運動のモデルはいかにして形成されたか;大山町史;大山町史細見)
第4章 『一村一品運動20年の記録』大分県一村一品21推進協議会(抄録)(抄録第1章 一村一品運動の元祖たち;抄録第2章 一村一品運動の始まり(1979‐82)
抄録第3章 豊の国づくり塾・人づくり(1983‐88)
抄録第4章 一村一文化・スポーツ運動の展開(1989‐93)
抄録第5章 観光・交流の時代(1994‐2001)
抄録第6章 一村一品運動とローカル外交
抄録終章 一村一品運動―夢と情熱
抄録追補 「豊の国・女100人すご腕繁盛記―一村一品女にまかせろ100人会の歩み」
抄録のまとめ)
第5章 「地方分権」から「地域主権」へ(地方分権論の系譜―トクヴィルと福澤の分権論;平松守彦の「地方分権」論;江口克彦の「地域主権型道州制」論;進まぬ地域主権―背後に見えてきた財務族の生態;それでも地域主権型道州制を求めて;「規制改革」論議から地域主権を考える)
著者等紹介
足立文彦[アダチフミヒコ]
1946年 名古屋市生まれ。現在 金城学院大学 名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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