出版社内容情報
本書で取り上げた『東カリフ帝国の世界』(原著1905年刊)は、東カリフ帝国(アッバース朝)からティームール時代(8世紀~15世紀)の頃の、メソポタミア(現在のイラク)、ペルシア(現在のイラン)から中央アジアという広大な地域についての地理書である。
著者のル・ストレンジ(1854~1933)はイギリスのオリエント学者。この労作を著すにあたって、同時代の文献だけでなく地理学者や宇宙論者、歴史家の著作や旅行者の残した記録を渉猟した。これによって地形や建物、交易品や工芸品、農産物や鉱物、そして各地域間の旅程までが詳細に叙述されており、この時代のイスラム世界の様子がいきいきと描き出されている。
本書は、原著の中から「はじめに」と「序論」、さらに中央アジアやアフガニスタン、その隣接する地域を取り上げた第23章から第34章を訳出したもの。中央アジアとシルクロード地域の歴史地理に関する概説であり、入門書ということができる。
【目次】
訳者前書き/ムスリム地理学者の略号と年代表/引用文献リスト/地図/第1章 序論/第23章 大砂漠とマクラーン/第24章 スィジスターン/第25章 クーヒスターン/第26章 クーミス、タバリスターン、ジュルジャーン/第27章 フラーサーン/第28章 フラーサーン(続き)/第29章 フラーサーン(続き)/第30章 フラーサーン(続き)/第31章 オクサス川/第32章 フワ―リズム/第33章 スグド/第34章 ヤクサルテス川の諸州/索引
目次
第1章 序論
第23章 大砂漠とマクラーン
第24章 スィジスターン
第25章 クーヒスターン
第26章 クーミス、タバリスターン、ジュルジャーン
第27章 フラーサーン
第28章 フラーサーン(続き)
第29章 フラーサーン(続き)
第30章 フラーサーン(続き)
第31章 オクサス川
第32章 フワーリズム
第33章 スグド
第34章 ヤクサルテス川の諸州
著者等紹介
ル・ストレンジ,G.[ルストレンジ,G]
1854~1933。イギリスのオリエント学者。ケンブリッジ大学名誉博士。ペルシア語、アラビア語、スペイン語に通じ、特に近代以前の中東や東イスラム地域の歴史地理学の研究に従事したほか、ペルシア語の地理書の編集で名を知られる
山内和也[ヤマウチカズヤ]
帝京大学教授、帝京大学文化財研究所長、帝京大学シルクロード学術調査団長。専門はシルクロードの考古学・文化史。1961年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科(修士課程)、テヘラン大学人文学部大学院古代イラン文化・言語学科(修士課程)修了。東京文化財研究所を経て、2016年より帝京大学教授・帝京大学シルクロード学術調査団長、2022年より帝京大学文化財研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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