内容説明
本書は、哈爾濱で生まれ九歳で引揚げてくるまで満洲の大地で幼年時代を過ごし、自分の目と体に強烈に刻まれた哈爾濱の景色と大地への想い、そして生々しい戦争の残像が消し難く、晩年になってそれらの想いを小説として書き残したものである。
著者等紹介
大堰眞高[オオイマサタカ]
本名、伊東章。1937年7月27日旧満洲国哈爾濱市生れ。2021年11月8日逝去(享年85歳)。商社勤務の後、オーストリー国ウイーン市に在住し、ライフワークとして、著述業に専念し、中世から近世に至るヨーロッパのラテンアメリカ開拓に係わる史実の解釈本として、世界各地から収集した約1500冊の蔵書を克明に調査、分析し、四半世紀に亘って11冊の著作を出版した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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