出版社内容情報
帝都の片隅で、母娘つましく暮らしていた美緒。しかし母の死を機に、父の借金のかたとして売り飛ばされてしまう。そんな彼女を救ったのは、南条蒼真。彼は、帝都を魔性から守る六家のひとつ――名家南条家の当主であった。美緒の亡き母も六家の生まれであり、美緒もまた特別な血筋なのだという。蒼真は美緒の血統を理由に、婚約をもちかける。恩に報いるべく受け入れた美緒だったが、ともに過ごすうちに互いに惹かれ合っていき……? 薄幸の少女と愛を知らない青年の大正恋愛奇譚。
【目次】
内容説明
帝都の片隅で、母娘つましく暮らしていた美緒。しかし母の死を機に、父の借金のかたとして売り飛ばされてしまう。そんな彼女を救ったのは、南条蒼真。彼は、帝都を魔性から守る六家のひとつ―名家南条家の当主であった。美緒の亡き母も六家の生まれであり、美緒もまた特別な血筋なのだという。蒼真は美緒の血統を理由に、婚約をもちかける。恩に報いるべく受け入れた美緒だったが、ともに過ごすうちに互いに惹かれ合っていき…?薄幸の少女と愛を知らない青年の大正恋愛奇譚。
著者等紹介
加藤伊織[カトウイオリ]
神奈川県出身。日本大学芸術学部写真学科卒。アルファポリス第7回キャラ文芸大賞でグルメ賞を受賞し、書き下ろしとなる本作『帝都六家の隠し姫 かりそめの花嫁は氷の子爵に囲われる』で念願の出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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