出版社内容情報
失った日々と、忘れられない想いがある、全ての人へ
時間には限りがある。
縁も、想いも、きっと何ひとつとして永続が約束されたものはない。
それでも生きていると、このまま終わりなどなければ、と思わずにいられないほどの輝きに、ふと触れることがある。
その瞬間がどうかできうる限り永く続くよう、祈りを捧げる気持ちで切り取った、愛おしい時間たち。
夢の中のように曖昧でありながら、リアルな手触りのある写真の数々に、あなたならどんな記憶を重ねますか?
誰しもが持つ「別れ」の記憶をさざなみのように揺り動かす一冊です。
【目次】
著者等紹介
久井唯花[ヒサイユイカ]
大阪府出身。大阪芸術大学 芸術学部 写真学科卒業。大阪芸術大学大学院 芸術研究科 デザイン領域 写真専攻修了。色覚型の共感覚を持つ経験から、視覚とそれに由来しない知覚が結びつく記憶について記録している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。