出版社内容情報
道化の魔人、襲来。
<あらすじ>
冒険者の街《スケイル》は王太子フェスティンの行幸を迎えた。ガーベイジは自分と瓜二つの容姿を持つ彼との邂逅を果たすものの、翌日王子は姿を消した。曰く、自ら《迷宮》に乗り込んだという話だが――。
「で、実際には攫われたんだろ?」「……そうなりますね」
王子奪還に投入され<<スケイル>>で名を馳せる最前線の冒険者たち。
その中にはセズマールやシューマッハ、そしてイアルマス達のパーティも含まれていた。
迷宮の奥で精鋭たちを嘲笑いながら待ち受ける、奇妙な強敵――かつてない絶望の中、進退窮まったイアルマス一行が選ぶ道は!?
ダークファンタジー第五弾!
内容説明
冒険者の街《スケイル》は王太子フェスティンの行幸を迎えた。ガーベイジは自分と瓜二つの容姿を持つ彼との邂逅を果たすものの、翌日王子は姿を消した。曰く、自ら《迷宮》に乗り込んだという話だが―。「で、実際には攫われたんだろ?」「…そうなりますね」王子奪還に投入される《スケイル》で名を馳せる最前線の冒険者たち。その中にはセズマールやシューマッハ、そしてイアルマス達のパーティも含まれていた。迷宮の奥で精鋭たちを嘲笑いながら待ち受ける、奇妙な強敵―かつてない絶望の中、進退窮まったイアルマス一行が選ぶ道は!?ダークファンタジー第五弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
王太子フェスティンを迎えた冒険者の街スケイル。ガーベイジは自分と瓜二つの容姿を持つ彼との邂逅を果たすものの、翌日に王太子が姿を消してしまう第5弾。攫われた王太子の奪還に投入された、セズマールやシューマッハ、そしてイアルマスたちのパーティも含まれる《スケイル》で名を馳せる最前線の冒険者たち。迷宮の奥で待ち受ける奇妙な敵相手に苦戦する中で衝撃的な展開が待っていましたけど、パーティーの要となるイアスマル不在の中で、ララジャたち残りのメンバーたちの頑張りが光っていて、激闘を乗り越えてきた彼らの成長を感じましたね。2025/07/22
じお
10
★★★★★ 冒険者たちを激励すべく訪れた王子、そこで目にした姿はあのガーベイジに似ていた、思わぬ邂逅をした翌日、王子はお付きの者諸共姿を消す、王子奪還を命じられた精鋭の冒険者たち、その中にはイアルマス一行も、敵と遭遇していたアイニッキから助言を得て迷宮に潜る彼らだったが…、おおっと、ほどドキドキする言葉はないと思うダークファンタジー第5巻。面白かったです、フラックからのアイニッキさん評ワロタ、やっぱそういう認識で良いんだ…。今回の敵フラック、正直あんまり印象にない(えー)。→2025/06/29
へ~ジック
7
新展開の模様。攫われたリルガミンの王子を助け出せ!こういうダンジョンものって、ダンジョンの「魔」は外には出てこないものだと思ってたけど、普通に活動してんのね。コワ!とは言えイアルマスら熟練の冒険者達は何時もの調子、せいぜい「冒険に張り合いが出来た」くらいにしか思っていない。落ち着いて読めるというか、ララジャ達若手の成長が見ていて面白かったなぁ。2025/06/22
アオイ模型店
3
祝アニメ化おめでとうございます。今回の主敵フラック、1では最下層に出るモンスターとしてはあまり強い方では無いので印象薄いけど、今回もそんな感じ。2以降の強い形態は次の巻からかな? とはいえ、作中最強格の一人と思われていたキャラも「首をはねられた」には抗えないのはウィザードリィよのぅ2025/07/11
emopit
1
イアスマルがいなくても、ここまで戦えるようになったとは。 人間であれば成長する。 でも、この世界もずっと薄氷のうえなのだなぁ。2025/07/23