出版社内容情報
バス事業者ごとに車両・歴史・路線を紹介するBJハンドブックシリーズの117巻目。オールカラー64ページのXシリーズ第三弾です。今回は横浜の市営バスと川崎の市バスをあわせて紹介。横浜市は連節バスや燃料電池バスを運行。首都高速を走る貸切タイプや観光地を巡るレトロ調バスなどもあり、多彩な車両が魅力です。川崎市は地域密着の生活路線が多く、通勤通学輸送を担う長尺車も在籍しています。それらの車両を詳しく解説するほか、かつては市電やトロリーバスも営業していた両市交通局の歴史を丁寧にたどり、ウォーターフロントの路線を乗り継ぐ旅も掲載しています。
目次
車両編(現有車両のアルバム;現有車両一覧表;現有車両車種別解説)
歴史編(横浜市営バスのあゆみ;川崎市バスのあゆみ;横浜市営バスの路線エリア;川崎市バスの路線エリア)
紀行編(ウォーターフロント新春散歩;終点の構図 根岸台)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
7
両者の事業規模からしてそれぞれ別々に出てもいいくらいだが、隣り合っている自治体だし、横浜市交通局は川崎駅に乗り入れているので、合体させた構成にしたのかもしれない。尤も、バス趣味本の刊行が激減しバス趣味自体が先細る中では合体は苦肉の策かもしれない。横浜市は貸切車両なども車両紹介に載せている。川崎市は80年代に藤色から青色に変えたのだとは初めて知った。両市も財政再建で市電トロバス廃止は共通。谷口礼子バス旅も、川崎駅で横浜市から川崎市に乗り継ぎ。1月の寒い中並ぶ政令指定都市の都会と京浜工業地帯を堪能。 2025/04/30