出版社内容情報
仏教の説く悟りと、物理学との相関性を詳細に分析した大胆かつ論理的な試みの書!
●量子力学と人間の法則が一致している点を世界で初めて指摘
この世界はたった四つの力とたった二種類の素粒子とで出来ている、という驚くべき、余りに単純な物理原理。さらに、この素粒子は、生滅を繰り返し、粒子かと思うと波の性質を持つという、不可思議な存在であることが分かってきた。
アインシュタイン、ボーア、シュレーディンガーなど、量子物理学の旗手たちが明らかとした、宇宙のあらゆるものを貫くこの法則を、本書では分かりやすく解説し、さらに、その法則が、この宇宙のあらゆる存在(生物も無生物も)を支配しているという意味を解き明かす。そして、私たち人類の意識が、この物理の普遍の法則といかに合致するかについても述べられている。
●〈言語次元〉という世界初の新しい概念を提示
人類の進化過程を、「言語」という観点から捉え直す知的な分析であり、究極の〈叡智言語〉の獲得の重要性を説いている。
●時間論について、仏教が説く三世実有法体恒有と二次元的に枝別れしていく世界を解説
本書から見えてくるのは、最新の物理学が明らかとしたこの宇宙の構造と、仏教哲学や老子など、先人たちの叡智が説く〈存在〉の真実との、驚くべき一致である。
さらに、壮大な宇宙と人類の未来を語っている!