内容説明
難しいイメージのある禅語ですが、私たちに身近な不安や悩みに寄り添う教えがたくさんあります。そんな心の片隅に置いておきたい言葉を、柔らかなイラストと共に紹介。執着を捨ててありのままに生きるための道標になる1冊です。
目次
第一章 人間関係を円滑にする言葉(洗心 汚れた心も、洗えばきれいになる;喫茶去 誰にでも茶をすすめる心の余裕を ほか)
第二章 悩みや迷いを解消する言葉(春来草自生 しかるべき時まで焦らず待つ;好事不如無 良いことに執着しない ほか)
第三章 自信を取り戻す言葉(李花白桃花紅 そのままが、いちばん美しい;大象不遊兎径 大物は象のようにゆったりしている ほか)
第四章 やる気になる言葉(白雲自去来 時には、放っておくことも大切;歩歩是道場 どんな環境でも学ぶことはできる ほか)
第五章 豊かに生きるための言葉(閑古錐 心が丸くなれば余裕が生まれる;日々是好日 今を受け入れ、大切に生きる ほか)
著者等紹介
武山廣道[タケヤマコウドウ]
1953年生まれ。73年、正眼専門道場入門。天下の鬼叢林といわれた正眼僧堂にて多年修行。96年4月、白林寺住職に就任。臨済宗妙心寺派 宗務所長会会長、宗議会議長を歴任。現在は、臨済宗妙心寺派宗議会議員、名古屋禅センター長、文化センター講師を務めるなど宗門の興隆に勤しむ
臼井治[ウスイオサム]
日本画家、日本美術院 特待。愛知県立芸術大学大学院美術研修科修了。師は片岡球子。愛知県立芸術大学日本画非常勤講師、同大学法隆寺金色堂壁画模写事業参加を経て、現在は朝日カルチャーセンターなどで日本画の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。