出版社内容情報
異世界ひかえめ生活ファンタジー、ついに完結! 神様に不幸な境遇を同情され、異世界へ来た少女、津々井文乃(ツツイフミノ)。人間不信の彼女は、唯一心を許す友人のリディナとともに、冒険者として気ままに旅をしている。ある日、襲ってきた盗賊団を返り討ちにしたフミノたちは、彼らに囚われていた少女セレスを保護した。助かったものの行き場がないと話す彼女を、フミノとリディナはパーティに誘う。セレスは魔法が使えず目立った特技はないが、実は「市場マスター」という称号を持っており、買い物の際の値切り交渉に絶大な力を発揮した。そんな新たな戦力を加えて三人になった一行は、旅の途中で魔狼に襲われていた家族を助ける。そして、彼らが目指す開拓村まで無事に着けるよう、一緒に行くことにしたのだが、なんとその村で開拓の指揮を執るヴィラル司祭は、フミノが違う世界から来た者だと気づいており――
内容説明
神様に不幸な境遇を同情され、異世界へ来た少女、津々井文乃。人間不信の彼女は、唯一心を許す友のリディナとともに、冒険者として気ままに旅をしている。盗賊団に囚われていた少女セレスをパーティに加えた二人は、とある開拓村へ足を運ぶことになった。だが、その村で開拓の指揮を執るヴィラル司祭は、なんとフミノが違う世界から来た者だと気づいており―
著者等紹介
於田縫紀[オタヌキ]
茨城県出身、多摩在住。1993年、東京学芸大学を卒業。地方公務員をアーリーリタイアした後、2018年頃から小説を投稿開始。『ひっそり静かに生きていきたい』にて書籍化デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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