内容説明
没後380年。終焉の地熊本から武蔵研究の集大成。
目次
第一章 熊本への道(生誕から兵法天下一への道;巌流島の決闘;大坂の陣と兵法至極の道;小倉時代と島原の陣)
第二章 細川忠利と武蔵(武蔵熊本へ来る;武蔵招聘の理由;秘密の御前試合;忠利と親密交際;年賀と『兵法三十五箇条』呈上;忠利の急死)
第三章 二代光尚と武蔵(忠利葬儀と遺領相続;熊本残留と兵法指南;平居閑静の日々;水墨画に見る武蔵の思想;禅と二天道楽;『五輪書』執筆を決意;冷巌洞『五輪書』執筆;冷巌洞―武蔵病む;千葉城―最後の日々;大往生)
付録(“論文”名前に変遷に見る宮本武蔵;“歴史紀行”『武州伝来記』丹治峯均流刑地 大〓島(小呂島)探訪)
著者等紹介
福田正秀[フクダマサヒデ]
1948年長崎県生まれ。放送大学大学院文化科学研究科修士課程修了。修士(学術)。(一財)熊本城顕彰会理事。(公財)島田美術館評議員。熊本県文化懇話会世話人(郷土史)。熊本県文化協会理事。肥後の歴史物語と民話の会顧問。著書に『宮本武蔵研究論文集』2003年・歴研(第2回熊日マイブック出版賞受賞)、『加藤清正「妻子」の研究』2007年。ブイツーソリューション(水野勝之と共著、熊日出版文化賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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