出版社内容情報
「徹子の部屋」に出演で話題!!
「そこまで言って委員会 NP」でもTV出演
'もし、自分の死をなんらかの形で意識するなら、残された人より、自分のこと、その残りの人生をもう少し考えたほうがいいと思うからです。「もう少し○○をやっておけばよかった」とか、「やっぱり○○をがまんしなければよかった」という声を聞くことは少なくありません。終活という場合、亡くなるまでの人生を充実させ、後悔のない最期を迎えるための活動なのではないかと思うようになりました。
'私も医師として、人生の最終期に後悔する人をたくさん見てきました。あるいは、最後にお金を残すより思い出を残すほうが幸せだということを。本書に書いてあることをすべて実行する必要はないとは思いますが、何かで迷いが生じた時にはヒントになる本だと思っています。(「はじめに」より)
内容説明
精神科医・和田秀樹が長年の高齢者医療に携わった経験から、心身を健やかに保ち、上手に老いるコツをわかりやすく紹介。人生の最終期に後悔しないために、残りの人生を充実させるヒントを公開します。もし、自分の死を意識するなら、最後に残すのは、お金よりも思い出のほうが幸せなのです。
目次
第1章 後悔しない上手な老い方 達成感が若さ維持の秘訣(老化を防ぐ思秋期の「脳への刺激」;少しの「準備」で、後半の人生は劇的に変わる;死ぬまで「達成感」を求め続ける;気をつけたい老化の特徴と変化)
第2章 「衰えていく自分を知る」ことが心と体の老化を防ぐ第一歩(老化は感情からやってくる;要介護「フレイル」の予防方法とは;活動し続けることが「最高の老化予防」;自分の頭で考え足を使って80代に備える)
第3章 備えあれば憂いなし、「やりたいこと」に挑戦 上手に老いるための心と体の整え方(もうイライラしない!感情を制することでセカンドライフは楽しくなる;備えあれば憂いなし。準備・対策をする;セカンドライフでは「やりたいこと」に挑戦)
第4章 人生100年時代 幸せに生きるために「あんな風に年を重ねたい」と思われる人になる(「話を聞きたがられる人」になる;相手に元気を分け与えられる人になる;薬漬けにならずに健康を維持できる人になる;「いまの仕事」が充実した、快活で魅力的な人になる)
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
精神科医。1960年大阪府生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、アメリカ・カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在はルネクリニック東京院院長。日本大学常務理事。一橋大学経済学部、東京医科歯科大学非常勤講師(医療経済学)。川崎幸病院精神科顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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