出版社内容情報
著者は、ブルーハーツの「TRAIN TRAIN」の歌詞をきっかけに、本書を執筆した。不条理な世の中で音楽や文学でウサを晴らしても、それは酒を飲んで一時のウサを晴らすようなもので、私たちが社会で感じる不条理やその原因となる社会問題を根本的に解決することにはならない。著者はこの問題を根本的に解決したいと思い、つまりブルーハーツの思想を具現化しようと思い、哲学、社会科学など様々な学問を学び、学問間に関連性をもたせ、難解な学問を分りやすく解説し、問題の本質を理解できるようにした。今、社会には問題が溢れており、山上徹也が安倍晋三を撃ったように「見えない銃」は本当の銃となる。社会の中で苦しむものが見えない銃ではなく、見えない自由を手に入れるために、「ああ、問題の本質はそういうことだったのか」という知的興奮と共に、様々な社会問題に対する解決策を提示する重厚で貴重な一冊である。
内容説明
もう現代社会は詰んでいる!じゃあどおする?伝説のバンド、ブルーハーツの歌にインスパイアされた著者が、科学と哲学を再統合し、現代社会の問題の本質に斬り込んだロックでハードな一冊。
目次
1 常識と本当の声(常識を疑う;心の痛み;ルール;ルールを学ぶということ)
2 常識(常識の誕生;客観的科学という常識;基本的人権という常識;常識の帰結)
3 本当の声(常識を超えて;本当の声を取り戻す;終わらない物語と実践;見えない自由へ)
著者等紹介
前田なお[マエダナオ]
コロンビア大学博士。会社経営。慶應義塾大学卒。スタンフォード大学、コロンビア大学で修士号、コロンビア大学で博士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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