内容説明
アドラーは、人間の悩みはすべて対人関係の悩みであるという。本書においては、対人関係のみならず、生の直下にあって生きる勇気を失わせかねない老い、病気、死にいかに対処するかを考察する。
目次
第1章 失われた勇気(生きる勇気;勇気づけ ほか)
第2章 勇気の回復(勇気を持つために;属性化からの離脱 ほか)
第3章 老いと病気(老年(加齢)
病気の受容 ほか)
第4章 死(死;似非死問題 ほか)
第5章 生きる勇気(生きる喜び;いつも準備していること ほか)
著者等紹介
岸見一郎[キシミイチロウ]
1956年、京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。専門はギリシア哲学、アドラー心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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