出版社内容情報
【書店員様のコメント続々!】
「時空の中にいる臨場感!第1巻から広がる世界に期待しかない」
(うさぎや矢板店 山田恵理子様)
「厚いと思っていた本のページが本当に足りない、もっと読みたい、この世界に浸っていたいです」
(マルサン書店サントムーン店 原田里子様)
「愛と憎しみが交錯する、罪深き血族者への断罪問題。そして、苦しみと葛藤に苛まされながらも、辿り着いた最終地点。振りかざされた決断に、言葉にできない切なさがこみ上げました。
読後の今も、悲痛な心の涙と共に、魂の昇華を願う、福音の光に包まれています。今作も、心を揺さぶられる至高の面白さでした!」
(紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子様)
*全てop.1~op.3にお寄せいただいた感想です。
<あらすじ>
報恩特例法の名の下、方面騎士団が行う村への襲撃は凄惨を極め、理不尽な蹂躙に耐える村人達。ある日、カラムジン男爵領の村に一枚の紙が投げ入れられ、村人達は衝撃の事実を知る――。
余りにも大きな怒りと憎悪、尽きせぬ悲しみと苦渋を抱え、とある決断を下した彼らの下に、二人の男が訪れる。オローネツ辺境伯爵の継嗣の臣下を名乗る男らは、自分達が村に投げ入れた告発文について、村長に話があるのだと言い……。
【目次】
14 ルワンタン 囁きは熱く
15 ヴート 激情のままに
16 ブリュム 行く先は知らず
17 イリゼ かくも鮮やかなる