内容説明
虐げられていた状況から救われ、運命の番、竜王ラキスディートとともにゆっくりと愛を育んでいた元伯爵家令嬢リオン。温かく優しく接してくれる侍女のカイナルーンやエリーゼベアトたちに見守られ、自分の気持ちを取り戻していく。初めての花祭りや竜王国を挙げての結婚式準備など、幸せな日々が続いていた。一方、リオンの義妹、ヒルデガルドは地位も名誉も取り上げられ、一方的な逆恨みと異常なまでの執着をリオンに抱く。ヒルデガルドは彼女とともに放逐された元婚約者のシャルルを誘って脱獄し、リオンを追い詰めるための策を弄していた。結婚式当日、体調の優れないリオンはひとり会場を抜け出す。そこで会ったのはかつて自分を冷酷に捨てたシャルルだった―!?
著者等紹介
高遠すばる[タカトオスバル]
愛知県出身。2019年よりWEBにて小説の公開を始め、2020年『婚約破棄された目隠れ令嬢は白金の竜王に溺愛される』(アルファポリス)で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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