内容説明
言葉というのは、人を喜ばせたり、人を笑顔にするために使うものだと、心のどこかに刻まれて僕は成長しました。―言葉とは何か。そう聞かれたら、言葉はお守りと答えます。そしてもっと言うなら、言葉は魔法です。ていねいな生き方を重ねてきた著者が贈る、155の言葉。
著者等紹介
松浦弥太郎[マツウラヤタロウ]
エッセイスト。2002年、セレクトブック書店の先駆けとなる「COWBOOKS」を中目黒にオープン。2005年からの9年間『暮しの手帖』編集長を務め、その後、IT業界に転じる。ユニクロの「LifeWear Story100」責任監修。「DEAN&DELUCA MAGAZINE」編集長。他、様々な企業のアドバイザーを務める。映画「場所はいつも旅先だった」監督作品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
esop
65
言葉というのは人を喜ばせたり、人を笑顔にするために使うもの言葉は人をしあわせにする魔法のよう/何をするときであってもつねに「その先にいる人」を思いやりましょう/愚痴らない/いつまでも引きずることは一人相撲かもしれない/おもしろさ、楽しさ、よろこびは面倒くささを乗り越えたときにもらえるごほうび/自分はいつも幸せと考えることにしましょう/「つもり」は言い訳や責任逃れのはじまり/つらいと感じたら成長のチャンスと思ってよろこびましょう/何かしてほしいのなら自分からまず手を差し出し、相手がしてほしいことをしてあげる2024/12/14
森林・米・畑
28
現在の気分に合わせて読みたい箇所だけ読んでもいい。気分が楽になったり、やる気を出させてくれる。言葉ってすごいな。2025/04/16
凛
22
松浦弥太郎さんの言葉は、優しくてとても静かに心に響く。自分の辛い時に寄り添って欲しいそんな本であり、こんなふうに物事を多角的に前向きに捉えられる心の余裕のある大人になりたいです。以下大切にしたい言葉メモ。何をするときでもつねに『その先』に居る人を思いやる。/相手に対して何処まで責任を持てるかで、言葉の距離は変わる。/やさしさで誤魔化さない。/正しくないことを、否定するのは正しいことではない。/個としての自分でいきましょう。 2024/09/04
こがねの いずみ
12
著者を支えてる言葉って、こんなにたくさんあるんだと驚きました。だから、いつもお優しい文章が書けるのですね。私ももっと丁寧に言葉を紡いでいきたいと思いました。「その先にいる人」が好きです。自分の行動により与える影響が、どうか誰かを悲しませませんように。常に意識していたいと思います2024/10/08
えいこ
9
松浦弥太郎さんの言葉は、やさしくて誠実ですっとしている。素直に読めて気持ちが落ち着く。まるでおいしい水のような。大切な人のくすり箱になりますように。2024/07/06