内容説明
世界に先駆けた女性医師の生涯とその一族―。江戸末期から明治初期、激動の時代に阿波国(徳島)芝原で活躍した稲井静庵。男性中心主義の封建社会にあって、社会的、性的、身体的な障害を乗り越え、一人の医師として、そして当主として稲井家を再興させた彼女は、はたしてどのような人物だったのか。視力を失ってなお仁術に生きた静庵と、彼女に繋がる一族の三百五十年の歴史に迫る、渾身の一書。
目次
第1部 母は語り部(母の話;静庵墓誌;除籍騰本;静庵を知る人々)
第2部 稲井氏一族(位牌を読む;墓地)
第3部 更なる考察(開墾初期;家族の不幸;医師静庵の誕生;静庵以後)
著者等紹介
稲井一雄[イナイカズオ]
昭和20年(1945)徳島市生まれ。静岡大学人文学部人文学科、鳴門教育大学大学院学校教育コース卒業。徳島県立名西高校講師、徳島県立脇町高校の講師を経て、徳島県立高校教諭(三十三年間)、徳島文理中学校高等学校教諭(十年間)を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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