内容説明
唯一の身内だった義兄の大志を亡くし、天涯孤独になった桜子。彼女は、義兄の親友で自身の初恋相手でもある冬馬から、「大志の遺言だ」と言って求婚される。そして新婚生活が始まった―のだけど…いつまで経っても冬馬はよそよそしく、一向に手を出してこない。彼にとってこの結婚は義兄への義理立てにすぎないのか？それでもなんとか振り向いてもらおうと、思い切って寝室を訪ねると、彼の態度が豹変して―！？大事な存在を亡くした二人の、結婚から始まるトロ甘ラブ、文庫だけの書き下ろし番外編も収録！
著者等紹介
田沢みん［タザワミン］
２０２０年、アルファポリス『第１３回恋愛小説大賞』に於いて『仮初めの花嫁（旧題：兄の遺言）』が奨励賞受賞。出版デビューに至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ルーシー
6
義兄の遺言で義兄の親友で初恋の人と結婚したヒロインは旦那様のよそよそしい態度に戸惑い、とうとう彼の寝室に押しかけ…。 義兄の愛、そして手紙にも泣きました。素敵な作品でした。2023/12/13
