内容説明
幾多の困難を乗り越え、したたかに平安の世を生きた紫式部の本当の素顔。
目次
序章 『紫式部日記』とは?
1章 紫式部の生涯―出仕生活前まで
2章 紫式部のスカウトマン・藤原道長について
3章 紫式部の出仕生活
4章 娘、賢子へのメッセージ?―「女房」とは
5章 敦成皇子誕生記録―土御門殿での生活
終章 紫式部の出仕生活―敦成・敦良編~、そして、その後
著者等紹介
岡本梨奈[オカモトリナ]
大阪府出身。リクルート運営のオンライン予備校「スタディサプリ」古文・漢文講師。同予備校にて高校・大学受験講座の古典のすべての講座を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまりん
4
紫式部日記から紫式部がどんな人だったか想像する本。とても分かりやすく、おもしろいです。紫式部の生きた時代は産まれた家がどれだけ位の高い家かで人生が決まる。紫式部はとても知性の高い人ですが家が普通なので生活をしていくために女房として働いていますが、女の世界は大変そうで...。愚痴りたくなる気持ちは分かりますが、清少納言に対してはちょっと言い過ぎな気もします。後で残りそうな日記になぜ?あんなことを描いたのか?本当に紫式部ってどんな人だったんでしょう??2024/03/14
ず〜みん
2
立ち読み本。2024/02/10
はる
1
面白い。個人的には源氏物語より紫式部日記が好き。表現がいい2024/02/14
koba
1
源氏物語を著した紫式部の素顔。24年大河ドラマは果たして見るべきか否か。2024/01/11
うー
1
大河ドラマということで、本屋さんに行くといよいよ紫式部の本が大量に並んでいるので一冊読んでみた。 なるほど、紫式部の生涯を通して藤原氏の栄華を描くということなんだろうか。 うーん、でも紫式部、それほど面白い人生でもないし、どういうドラマにするんですかね。 どろどろの権力争いって感じもしないしなー。 あと歌ね。歌、詠むんでしょうね。詠まないと話にならないよね。でも解説入れてくれないと現代人は理解できないしね。 どうすんだろう。2023/12/05