内容説明
歳をとるということは、少しずつ余分な衣を脱ぎ、心を解放することだ。欲望と葛藤することで、自由を勝ち得ていくことだと思う。―「ちょっといいもの」は買わない、「ほんとうにいいもの」を一つ買う。高価なものも日常で使い、生かす。「そろえる」という考え方をやめてみる。シンプルな暮らし方、生き方を重ねてきた著者による、物も心も大切にする“ほんとうの贅沢”のすすめ。
目次
第1章 生活の贅肉を落とす
第2章 流儀をもって生きる
第3章 豊かな生活を手に入れるためのいくつかの知恵
第4章 日本人の美意識を取り戻す
第5章 なぜシンプルに生きられないのか
第6章 シンプルを貫き、すっきり死にたい
著者等紹介
下重暁子[シモジュウアキコ]
1959年、早稲田大学教育学部国語国文科卒業。同年NHKに入局。アナウンサーとして活躍後フリーとなり、民放キャスターを経て文筆活動に入る。公益財団法人JKA(旧・日本自転車振興会)会長、日本ペンクラブ副会長などを歴任。日本旅行作家協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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