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内容説明
「海を観に行く。それが叶ったら思い残すことなんかねえや…」人類が月に移住して数十年。吉原を模した遊郭街・まげもん町に飛び込んだ天涯孤独の朔花は、地球の海を観る夢を胸に生きている。美しく姉御肌の朔花を支えるのは、幼馴染の花屋・余市。だが恋を知らない朔花は、余市の密かな想いと決意に気づかない。やがて花魁となった朔花は実業家に見初められ、地球へ請け出されることになるが…。くもはばきが描く絢爛な近未来遊郭絵巻。月だけに咲く恋の花が開く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
13
未来の月面に作られた吉原を模した遊郭が舞台。幼馴染の花屋×男娼。もともと同人誌で出されていた2章に書き下ろしを加えたものだからか、割とぶっ飛んだ舞台設定になってる。自ら水商売に入った娼妓達の扱いが江戸時代まんまだったり色々ツッコミどころは満載なので、あまり考えこまずに威勢のいい花魁と一途なアンドレ攻を楽しむ本かな。2023/11/19
かんちゃん@令和ヽ(*゚∀゚*)ノ
2
自分には合わなかった。2023/10/20
たかや
1
最後までハラハラしながら一気読み。やっぱりくもは先生のお話に外れはない! 可愛さとかっこよさと切なさと痛さの混ざり具合が私の好みドンピシャ! 牡蠣が食べたくなりました。2023/10/20