内容説明
楽しいことも辛いことも、嬉しいことも悲しいことも、適度に混ざっているほうが、人生は面白い。その辛いこと悲しいことを考え方ひとつで、“それもまた楽し”の気持ちに変えるのが人生の醍醐味です。ヨレヨレになっても、その現状を受け入れて、いかに楽しく生きるのかを考えるのがこの本のテーマです。
目次
第1章 長寿の国の現実
第2章 好かれる老人、嫌われる老人
第3章 これぞ楽な人付き合い
第4章 身軽になって自立する
第5章 死ぬまで元気でPPK
第6章 弘兼流。これが楽しく生きるコツ
著者等紹介
弘兼憲史[ヒロカネケンシ]
1947年、山口県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、松下電器産業(現パナソニック)に入社。73年、漫画家を目指して退職し、74年、『風薫る』で漫画家デビュー。その後『人間交差点』で小学館漫画賞、『課長島耕作』で講談社漫画賞、『黄昏流星群』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞し、2007年、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大先生
13
自分と考え方が似ていて驚きです。「児孫のために美田を買わず」という言葉が2度使われています。弘兼先生は自由で、自分の価値観をもっていて、素敵な人生を歩まれていますね。素晴らしい。何か不満を感じることがあっても「まあ、いいか」と流すことが大事ですよね。私も飲み過ぎて数万円の使途不明金が発生することが度々ありますが、まあ、いいかと考えるようにしてます。ゆめゆめ飲み過ぎなければ高級ウイスキー買えたのにとか考えてはいけません(笑)2025/07/01
津見佐飛
0
末期の過ごし方、大病に侵された時の生き方の選択などは、とりあえず早いうちからでも考えるだけはした方がいいのかも。たとえその時になって気持ちが変わったとしても、まあその時はその時か、と構えているのが良さそう。2025/07/19