内容説明
『孫子』は、2500年も昔に書かれたにもかかわらず、現在も多くの人に愛読されている兵法書です。余計なコストやリスクをかけずに勝利を目指す点や、相手を負かすのではなく、「自分の利益を得る」ことを最優先にしたその姿勢は、現代を生きる私たちに多くのことを教えてくれます。仕事や人間関係で迷ったら、孫子の教えがあなたを良い方向へ導いてくれるでしょう。
目次
第1章 孫子の哲学
第2章 勝負を決める事前準備
第3章 素早く的確な判断力
第4章 トップに立つ者の心構え
第5章 個々が輝く組織力
第6章 主導権を握る戦い方
著者等紹介
野村茂夫[ノムラシゲオ]
1934年、岐阜県生まれ。58年、大阪大学文学部哲学科中国哲学専攻卒業。63年、同大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。大阪大学助手、愛知教育大学助教授をへて、愛知教育大学教授に。87年退官、名誉教授に。皇學館大学教授を務めた後、2006年退任、名誉教授に。その後、NHK文化センター講師などを務める。2021年2月4日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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