内容説明
最強の魔術師カイ=レキウスは覇王として大陸統一を果たした後、表舞台から姿を消した。そしておよそ三百年後、魔術儀式によって不老不死不滅の“吸血鬼の真祖”として生まれ変わった!これで愛する魔術を心ゆくまで研鑽できると思ったのもつかの間、彼が眠っていた間に、自らが発展させた魔術という一大技術は完全に廃れ、苦労して作り上げた統一国家は一部の特権階級が民を虐げる国へとなり果てていた。「ならば綺麗さっぱり叩き壊して、今度こそ理想の国に造り替えてやる」カイは魔術と吸血鬼の力をもって覇道を歩んでいく。悪を殺し尽くし、有能なる者を臣下に次々と従え、再び世界を征するその時まで!第1回ドリコムメディア大賞銀賞。
著者等紹介
福山松江[フクヤママツエ]
『魔術の果てを求める大魔術師―魔道を極めた俺が三百年後の技術革新を期待して転生したら、哀しくなるほど退化していた…』で、「第1回ドリコムメディア大賞」の銀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マスター
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魔術を極めた最強の存在が、とある理由で数百年の眠りにつき、そして未来の世界で目を覚ますというのが物語の大まかなスタート。未来の世界では魔術の技術が退化しており、そんな世界で最強の魔術師である主人公が無双する俺ツエーな作品だ。 流石はドリコム小説賞の受賞作、ちゃんと面白い。しかし題材と内容に目新しさがないのが残念。 主人公周りのトゥルーヴァンパイアという設定も、退化した未来の世界で無双するストーリーも、この物語を構成する殆どの要素がどれも見慣れた設定だ。読者を惹き付ける新しい要素が欲しかったところ。 2023/07/11
ききぞう
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ちょっと主人公のキャラが受け付けませんでした。 文章も不自然な言い回しが時折目立ち、あまり上手いとはいえません。2023/12/01
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- 和書
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