内容説明
金褐色の髪と瞳をもつ皇帝ラシッドはある夜、側女の失態を叱責するために宦官長のイルハリムを呼び出した。皇帝の気性の荒さを知っていたイルハリムは恐怖に震えるが、いつしかその逞しい腕の中で快楽の渦に溺れていく。「駄目だ。余が満足するまで、今宵は寝かさぬ」獅子帝からの寵愛は、愛欲か執着か、それとも―。許されない身分違いの蜜月。主従関係のふたりが織りなす、甘く切ない物語。『第一回fujossy小説大賞・秋』審査員特別賞受賞作!
感想・レビュー
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くたくた
29
Kindleアンリミだったので興味本位で読んでしまったんだが・・・。いやこれがなかなか大したもの。実は再読。こーいうのにBL(ボーイズラブ)ってほんとどうなの?明らかにボーイズじゃないんだけど?ってそういうところに未だに引っかかっているワタシ(^^ゞ 宦官ってところですでに背徳感満載だが、これがもう、淫靡というかエロ濃いというか。まさに官能小説。SEX描写はちょっと読み疲れて途中斜め読み。しかしこの作者ごいちさん。物語の才がある。活動しているアルファポリスで他の作品も読んで来たが、大河ドラマ級だった。2024/11/17
なの
1
Kindle Unlimitedにて。2024/08/26