内容説明
須賀川美保、二十六歳、結婚適齢期。警察庁長官である父親の薦めでお見合いした相手は、コワモテで無愛想な警察官僚の鮫川修平さん。トントン拍子に縁談は進み、晴れて夫婦になったけれど…修平さんが結婚を決めたのは、将来の出世のため?大事にしてくれるのは、私がお偉いさんの娘だから?美保の疑念をよそに、旦那様は「君と結婚できて、幸せすぎて訳がわからない」と、口下手ながらも破壊力抜群の甘い言葉を囁いてきて…!?激甘注意な無自覚系いちゃラブ新婚物語、文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
著者等紹介
にしのムラサキ[ニシノムラサキ]
福岡出身。2018年より執筆開始。2019年アルファポリス「第2回ホラー・ミステリー小説大賞」において『翡翠少年は謎を解かない』で特別賞受賞。2020年アルファポリス「第13回恋愛小説大賞」において『お見合い相手は無愛想な警察官僚でした―誤解まみれの溺愛婚』でエタニティ賞受賞、同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ルーシー
5
自分は恋愛不向きと思い見合いをするヒロイン。相手は偶然(?)にも同じマンションに住人でちょっと縁があった相手。あれよあれよという間に結婚式を挙げた二人。のんびりというか飄々としているヒロインがよく知らない旦那様への気持ちを育てていく(確認していく)お話。所々でヒーローの視点が書かれていて面白かった。邪魔女子はキケンな女でヤバかったです。邪魔男子は幸せになってほしいな。2022/12/10
さくら
1
ヒロイン以外のヒーローを好きな女が、すごくヤバい人で引くレベルだったので、実質邪魔ものはいません。ヒロインとヒーローの組み合わせは好きだったけど、ヤバい女が現実離れした感じで登場するところがあまり受け入れられずもったいないなと思いました。2023/08/14