出版社内容情報
シャンカラ(著) 美莉亜(訳・注解)[シャンカラ ミリア]
著・文・その他
内容説明
インド最大の哲学者と称されるシャンカラは、多くの専門的な解説書を著したが、一般人に向けては「ヴィヴェーカ・チューダーマニ」を書き上げ、その中に自らの理解のすべてを凝結させた。そこでは、導師と弟子との対話という形で、人間とは何であり、また人間と主との関係はどのようなものか、そして解脱とは何如なるもので、解脱に至るにはどうすればよいか、それらのすべてが、580もの美しい詩句を通して説明されていく。
目次
導師への賛辞
人間の素晴らしさ
アートマンを悟る重要性
ブラフマンを知る資格とは
四つの前提条件
バクティが最高の手段である
導師への帰依
導師は語り始める
弟子の疑問
自助努力の必要性〔ほか〕
著者等紹介
シャンカラ[シャンカラ]
不二一元論を唱えた聖者。インド最大の哲学者と称される。南インドに生まれ、八歳で出家して、ウパニシャッド、バガヴァット・ギーター、ブラフマ・スートラの各解説書(バーシャ)、および、神々への讃美歌、ウパデーシャ・サーハスリー、ヴィヴェーカ・チューダーマニなど、ヒンドゥー教に関する多くの著作を著した。インド全土を巡ってサナータナ・ダルマの復権に努め、三十二歳頃にヒマラヤ地方で没したと伝えられる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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