内容説明
あやかしの帝である朱道と結ばれ、幸せな毎日を過ごしていた里穂。だが、ある日、ひとりのあやかしの女性と出会う。そのあやかしは遠い昔に人間の男と結婚し、種族の寿命差によって一人取り残されてしまったのだ。―自分が死んだあと、朱道は、どうなってしまうのだろう。彼の幸せを考えた里穂は、自ら朱道に別れを告げたが、実は二人の別れは、ある人物によって仕組まれたもので―。
著者等紹介
朧月あき[オボロズキアキ]
広島県出身。ユニモン名義で第7回魔法のiらんど大賞受賞作『リキ―もう一度、君の声を聴かせて―』(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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