内容説明
戦時下に生を享けた筆者が、母の個人史への想いに重ねて振り返る「心の昭和史」。
目次
回想のふるさと
無言の別れ
父母のねむる里
疎開
妻と義父母のこと
三瓶の思い出
波の瀬音
母の口癖
父母・祖父母とくらしたころ
少女時代の母
父との結婚
ジツさんと呼ばれた人
それからの父と母
母とその弟
待ち望んだ再会
八十年後の従兄弟
開戦八十年に思う
著者等紹介
藤本高士[フジモトタカシ]
詩・短歌・俳句・紀行集『夏の雲』(2020年(株)オーエム社発行)1962年東京農工大学に長兄の後を追って入学、その年12月13日に日本共産党に入党。卒業後、党の職員となり定年で退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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