目次
第1章 進化は終わっていない、進化の一つ、未来の医療
第2章 今後の医療、望ましくない贈り物をもらった時にどうしますか
第3章 進化
第4章 直立二足歩行
第5章 大きな脳
第6章 コトバ
第7章 寿命の延長
著者等紹介
天木嘉清[アマキヨシキヨ]
1938年、東京生まれ。現在東京慈恵会医科大学客員教授。専門は筋弛緩薬、麻酔薬の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐藤一臣
7
麻酔医学の教授の書いたヒト進化の軌跡。網羅的にヒトの進化を追跡しており非常に知的好奇心を煽る。直立二足歩行で脳が発達して、喉が伸びて発声できるようになると共同作業を効率的に行い、個としての弱さを凌ぐ集団力でここまでヒトは上り詰めたことがよくわかる。進化によって、望ましくない贈り物を受け取ったという点にも言及しているので、現状のヒトの種々の問題も明らかにしている。ただ、散逸的に進化の各所を挙げているので、興味深く思ったところをさらに詳しく調べていかないとさらっと読んで終いになってしまう2023/02/12
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