内容説明
最強の冒険者ギルドを、陰から支えてきた“助言士”のロイド。彼は人の隠れた素質を見抜くことが出来、的確な“助言”で多くの才能を開花させてきた。しかし、不幸にも用済み扱いを受け、追放されてしまう。そんな彼の運命が、D級魔術師・エリスとの出会いで変わり出す。一見何の才能もない彼女だが―なんと初級魔術“ウォーターボール”を極めし者だった!?やがてロイドは新たなギルドを立ち上げる。それは不遇な素質持ちばかりを集め、才能を発掘しようというもの。助言の力で、どんなポンコツでも最強に!底辺ギルドの大逆転ファンタジー、開幕!
著者等紹介
柊彼方[ヒイラギカナタ]
2005年生まれ、愛媛県出身。2021年8月より、ウェブ上で『追放された“助言士”のギルド経営―鑑定を駆使し、不遇な素質持ちに一つを極めさせたら、いつの間にか化け物だらけの最強ギルドになってました』の連載を開始。一躍人気作となり、アルファポリス『第14回ファンタジー小説大賞』にて大賞を受賞。改題・改稿の後に、同作にて出版デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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キナコ
12
ライトノベル。最強系ではなく、最強になるための育成方法を教えることが出来る主人公。今のところ転生物でもないため、ファンタジーとして読める一冊。底辺ギルドからの成り上がりものなため、ある意味結果が分かっているぶん安心して読める。周囲の成長過程もさくさくと進む。一巻では主人公であるロイドの過去は出てこなかったが、次回作では出るのかな?2022/06/17
葛城騰成
1
「助言士」という鑑定から更に進歩させた設定が良かったと思います。出てくるキャラクターが可愛らしい性格の子たちばかりなので見ていてホッとできますね。こちらを格下だと舐めている相手を倒す展開は、爽快感を味わうことができて良い気分になれます。2022/10/15
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